タイルの種類と分類
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●タイル洗い作業方法 タイペットSP洗い施工例 ●タイペットSP取説 ●超耐久フッソコート ●タイル洗い作業方法
●タイル洗い概論 新設時のタイル酸洗い ●通常汚れのタイル洗い ●白華現象について ●タイルの種類と分類


@ 呼び名による区分
  内装タイル         (用途による)
  外装タイル         (用途による)
  床  タイル         (用途による)
  モザイクタイル       (大きさによる)
A 素地による区分
素地による区分 素地の状態 吸水率(%)
磁器質タイル 不浸透性
溶化性
せっ器質タイル ほとんど溶化性
半溶化性
1,0以上 3,0未満
3,0以上 10,0未満
陶器質タイル 非溶化性 10,0以上
B うわぐすりの有無による区分
   施釉 タイル  
   施釉 タイル

C 呼び方による区分
  陶器質 ・施釉 ・ 内装ユニットタイル
  せっ器質タイル 無釉 ・ 床タイル
  磁器質 ・ 施釉 ・ モザイクタイル
呼び名      素地の質
内装タイル   磁器質・せっ器質・陶器質
外装タイル   磁器質・せっ器質  
床タイル   磁器質・せっ器質
モザイク   磁器質
                       参考
※モザイクタイル
  5cm2以下の物をいう。約2,2cm×2,2cm=4,9cm2より小さいタイル
最近、いろいろな材質のタイルが出来ているが本来は陶磁器質とガラス質の物をいう。
※せっ器
  吸水率 1〜10%の物をいう。ストーンウエァー、スタイングート
普通、粘土を固めて加熱していくと、初めは コンコン という打音を出す乾燥状の物が出来上がる。これを土
  器という。さらに温度を上げると少しずつ強度を増していき、吸水率を少なくなり カンカン という打音の物に
  変わる、これを せっ器 という。もっと温度を上げると チンチン という音に変わり吸水率が0になり透明度
  も増してくる。さらに温度を上げると原型をとどめなくなり、ガラス(硝子)状態になってしまう。
粘土の中の長石や雲母が熱で溶けてガラス化する。ガラス化が多いと不浸透性となり吸水率が0になり、ほと
  んど溶けていないと非溶化性となる。
※タイルの成分

  シリカ(73〜77%) アルミナ(15〜17%) 石灰(5〜7%) アルカリが少し
※釉薬(ゆうやく)
  うわ薬の事であり、うわ薬を付けて焼いた物を施釉タイルという。
釉薬はタイルの表面を保護し、タイルを美しく保つ役目をする。性質はガラスと同じと考えて良い。厚さは0,3〜
  1mm程度。
※タイルの色付け
  濃色顔料は(酸化鉄、酸化銅、酸化コバルト、、酸化ニッケル)等で、ほとんど金属酸化物である。
  濃色以外のタイルの釉薬には乳濁剤としてジルコンが使われている。特に白色のタイルには多量のジルコン
  が入れられている。


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